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62 雷山小過(らいざんしょうか)
・山の上に雷鳴がとどろく
・小過(しょうか)=少し行き過ぎる
山の上に雷鳴がとどろく時
その響きに
我が身を顧みて
地に足をつけ歩みます。
その響きに
少しく行き過ぎるおごりの気持ちが戒められます。
このように
己を振り返ることを忘れなければ
進み栄えます。
今は、小さなことはうまく行く時。
大きなことは避けるのが良い時。
小さな事柄には誠意を尽くし
大きな望みはそっとしておきましょう。
高く登りすぎれば
孤立の憂き目を見るかもしれません。
山頂を目指すと
道のりは険しく
山のふもとへ降りれば
豊な恵みへたどり着くでしょう。
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